太陽の日差しが心地よくなり、春の花々が膨らみはじめるこれからの季節は、外遊びにぴったり。そこで、子どもの好奇心を刺激し、自然とふれあいながら楽しく遊べるアイディアを、造形作家の佐藤蕗さんに教えてもらいました。
草むらや枯葉の下に隠した、折り紙の蝶やバッタを見つける遊びです。蝶はくしゃっとさせ、バッタは後ろ足の関節を折ると、まるで擬態している虫のよう! 折り紙の虫を探しながら森を探検したり、本当の虫を見つけたりと、どんどん遊びが広がります。
<材料>
・折り紙(茶色・緑)
・封筒
<作り方>
【バッタ】
1.
2つ折りにした折り紙にハサミを入れ、バッタの形に切る。図鑑や画像を見ながらつくるとよい。
2.
足の部分は後ろを長くし、間接をつくる。頭の方に切り込みを入れ、触覚をつくるとより本物らしさがアップ。
【コノハチョウ】
1.
枯葉そっくりのコノハチョウは、茶封筒を切ってつくる。端からハサミを入れ、蝶の羽の形に切る。図鑑や画像を見ながらつくるとよい。
2.
上の羽の方から細く切り込みを入れ、触覚をつくる。切った後、手でくしゃっとさせるのがポイント。
3.
完全に開ききらず、くしゃっと感を残すと、自然な風合いが出る。
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レシピ/佐藤 蕗 撮影/芹澤信次 モデル/珀、朔 文/羽田朋美( Neem Tree)
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