親子工作の考案や子ども向けワークショップを主宰している、STUDIO pippi/しげおかのぶこさんに、おうちにある廃材を主役にした親子工作のアイディアを教えていただく連載第3回目。今回は、古新聞とハギレ布を活用して、かわいいポシェットのつくり方をご紹介します。お気に入りのデザインでつくったバッグで、おしゃれやおままごと遊びがもっともっと楽しくなりますよ♪
<用意するもの>
・新聞紙…見開き半分(A2サイズ)
・ハギレ布…お好みで
・バッグ用の紐(リボンや綿テープなどお好みで)…ポシェット用80cm、ミニバッグ35cm
・木工用接着剤
・はさみ
★新聞紙の代わりに、チラシ、雑誌、包装紙、画用紙でもOKです。
★ハギレ布は、着なくなった子ども服もおすすめです。
★紐の長さは目安です。つくりたいものやお子さんの身長に合わせて調整してください。
<つくり方>
1.新聞紙でバッグを折ります。まずは新聞紙を正方形にカットします。図のように、新聞紙の1つの角を反対側の端に合わせて三角形を折り、正方形になるように余白をはさみで切ります。紙を開けば正方形になっていますが、三角形の状態のまま工程2へいきます。
2.三角形の底辺から5cmのところめがけて、三角形の折り目をつけておきます。一度広げて、写真のように折り目を谷折りにします。
3.2を半分に折り、富士山のようにします。そこから、写真の形になるように左側の角を右に向かって折り曲げます。
4.3同様に右の角を折り 、写真のような長方形にします(★)。余った部分を後ろ側に山折して、折り目(点線)をつけて戻しておきます。
5.写真のように一度紙を開いて 、4でつけた折線(点線)を中割り折りします。
6.5で中割り折りをした方を、反対側へ差し込みます。
縦長のバッグが完成!
7.ハギレを木工用接着剤で貼ってデコレーションをします。まずは写真のように、底を挟み込むように大きめのハギレを貼ると、バッグの強度が上がります。あとはハギレを好きな形やサイズにカットして、バッグに自由に貼り付けてください。お子さんと一緒にデザインを決めてくださいね!
8.今回はポシェットにするので、紐は長めの80cmを用意しました。バッグの片側に紐を木工用接着剤で貼って完成!
工程3のときに、折り幅を広げて折るようにすると、写真右のミニバックのような横長のフォルムになりますよ。お好みの形で色々つくってみてくださいね。
古新聞とハギレ布を使って、おしゃれなバッグが完成しました! おうち時間にぜひチャレンジしてみてくださいね。
Vol.4では、トイレットペーパーの芯を使った「お魚釣りゲーム」のつくり方をご紹介します。お楽しみに♪
<教えてくれた人>
おもちゃデザイナー
STUDIO pippi/しげおか のぶこさん
おもちゃ・教材のデザインをはじめ、子ども向けワークショップ『こどもじっけんしつ』を通して、楽しいモノづくりや遊びを提案。雑誌や広告などのメディアで親子工作の考案をするなど幅広く活躍中。8歳の男の子のお母さん。
Instagram:@studiopippi
HP:https://www.studio-pippi.com/
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