忙しい平日の献立を支えてくれる常備菜。週末に作り置きしているご家庭は少なくないでしょう。ところがレパートリーが少なく、レシピがマンネリ化してしまっているという悩みも。そこで、雑誌等のレシピ提案やケータリングで人気のMOMOE・稲垣晴代さんに聞いた、子どもも喜ぶ常備菜レシピを紹介します。今回は、赤ピーマンとにんじんのきんぴらです。色鮮やかな赤が美しく、食欲をそそります。お弁当のおかずにもおすすめです。
赤ピーマンとにんじんのきんぴら
きんぴらの常識をくつがえすような色鮮やかな一品。みりんと醤油の甘じょっぱい味付けがクセになります。ごま油で風味豊かに仕上げているので、野菜が苦手な子どもでも食べやすいおかずです。
<材料>(4人分)
- 赤ピーマン…10個
- にんじん…1本
- サラダ油…大さじ1
- 塩…小さじ1/2
- みりん…大さじ1
- 白たまり(なければ醤油で可)…大さじ1
- ごま油…小さじ1
- 白ごま…適量
<作り方> ※調理時間:15分
- 赤ピーマンは縦半分に切り、種とヘタを取り、縦に千切りする。
- にんじんは千切りにし、塩を振って揉み、5分ほどおく。水分が出たら絞る。
- 熱したフライパンに油を引き、2.のにんじんを加え、全体に油が回るよう中火で炒める。
- 赤ピーマンを加えさっと炒め、みりん・白たまりを加えて、水分がほぼなくなるまで炒め煮る。
- ごま油を回し入れ、全体に和えたら火を止め、白ごまを振る。
にんじんは塩揉みし、水分が出るまで5分ほどおきます。こうすることでにんじんがしっとりし、炒めるときに火が通りやすく、時短になります。
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レシピ&スタイリング/MOMOE(稲垣晴代) 撮影/芹澤信次 取材・文/羽田朋美( Neem Tree)