親子工作の考案や子ども向けワークショップを主宰している、STUDIO pippi/しげおかのぶこさんに、おうちにある廃材を主役にした親子工作のアイディアを教えていただく連載第6回目。
最終回は、ダンボールを使って数字パズルの作り方をご紹介。数字だけではなく、かたち遊びも楽しめて、創造力・集中力・手先の器用さなどを高めてくれるそうです。さらに裏側にマグネットを付けるので、冷蔵庫やステンレス製トレーなどにくっつきます。バースデーなど、記念日のデコレーションなどにもぴったり♪
<用意するもの>
・ダンボール
・マスキングテープ…複数色がおすすめ
・油性ペン…複数色がおすすめ
・粘着付きマグネットテープ(100円ショップで購入可)
・鉛筆
・セロテープ
・はさみ
*マスキングテープの代わりに、絵の具や水性マーカーで塗るのもOKです。
<つくり方>
1.ダンボールに鉛筆で好きな数字を写真のように描きます。ここでは、数字の大きさは縦20cmくらいのサイズで進めます。子どもに任せてみると、個性が出るのでおすすめです。 数字が描けたら、パズルをパーツにするためにランダムで線を描いていきます。
パズルの正解が後からでもわかるように、ここで写真を撮影しておくことをおすすめします。
2.ハサミでパーツを切り離します。
3.2の表面に、好きな色のマスキングテープを貼り付けます。隣同士は色を変えると、パズルがわかりやすくなります。
4.3に好きな色の油性ペンで好きな模様を描いていきます。
5.4の裏面にカットしたマグネットテープを貼り付けます。安全に遊ぶため、マグネットテープを全て覆うように、上からセロテープを貼って保護しましょう。
パーツが完成したら、最初の数字に戻せるかチャレンジしてみてください♪ ぴったり組み合わせがハマると達成感がありますよ!
数字パズルに挑戦することはもちろんのこと、パーツを使ったかたち遊びも楽しめます。
福笑いのように顔を作ってみたり、動物や乗り物、キャラクターなど、好きなモチーフができるか探してみましょう。
▲左はヘビ、右はニコッと笑う顔。
裏側がマグネットなので、金属製のものにくっつきます。パーツがバラバラにならず、きれいに収納できるのもうれしいポイントです。
数字を身近に感じながら、楽しく遊べる数字パズル。さらに創造力や手先の器用さも育む、素敵な手作りおもちゃです。ぜひ親子一緒に作って、遊んでくださいね。
<教えてくれた人>
おもちゃデザイナー
STUDIO pippi/しげおか のぶこさん
おもちゃ・教材のデザインをはじめ、子ども向けワークショップ『こどもじっけんしつ』を通して、楽しいモノづくりや遊びを提案。雑誌や広告などのメディアで親子工作の考案をするなど幅広く活躍中。8歳の男の子のお母さん。
Instagram:@studiopippi
HP:https://www.studio-pippi.com/
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撮影/西 希 取材・文/阿部里歩