親子工作の考案をはじめ、おもちゃや教材のデザイン、子ども向けワークショップを主宰するなど、幅広く活躍しているSTUDIO pippi/しげおかのぶこさん。そんなしげおかさんに、ダンボールなどのおうちにある廃材を主役にした親子工作のアイディアを教えていただく連載がスタートします。Vol.1は、カットしやすい薄めのダンボールを使ってつくる「おままごと朝食セット」。フルーツやサンドイッチ、野菜など好きな朝ごはんのモチーフをつくって、おままごとをして楽しく遊びましょう。絵の具を使うので、夏休みの工作にもおすすめです♪
<用意するもの>
・ダンボール(カットしやすい、薄めのものがおすすめ)
・鉛筆
・固形絵の具
・筆
・水入れ(ここでは廃材の空き容器を活用)
・ハサミ
・ランチョンマット用の画用紙(八つ切りサイズ380×270mm)……1枚
★固形絵の具が手軽なのでおすすめですが、もちろん水彩絵の具でもつくれます。
<つくり方>
1.親子で「何をつくる?」と楽しく相談しながら、ダンボールに鉛筆でつくりたいモチーフの形を描きます。絵本や写真などを参考にするのも楽しそうですね。お子さんが切りやすいように、大きめに描いてもOKです。
モチーフ例:フルーツ、野菜、サンドイッチ、パン、ホットケーキ、飲み物、お皿、カトラリーetc…
2.ハサミでカットします。一度モチーフの周りをざっくりとカットした後、線の上を切るイメージでハサミを少しずつ動かすとカットしやすいです。もしお子さんがカットする場合には、目を離さないように注意してくださいね。
3.色塗りはお子さんの出番! 固形絵の具で好きな色を塗って、よく乾かします。テーブルが汚れないように、ダンボールや古紙を敷いておきましょう。
4.お好みでランチョンマットをつくりましょう。紙の両端5mmくらいを手でちぎると、布の質感が出ます。お子さんに任せて、好きなモチーフや模様を描いたら、完成!
捨てるはずのダンボールが、おいしそうな朝ごはんのモチーフたちに大変身! 完成したら、楽しいおままごとを始めましょう。買い物ごっこから、おままごとキッチンなどで調理するところも自由に楽しめて、遊びの幅が広がります。しげおかさんに教えていただいた工作アイディア、ぜひ親子でチャレンジしてみてくださいね。
Vol.2では、数遊びやマッチングゲームなどができる「ダンボールのりんごゲーム」のつくり方をご紹介します。ぜひお楽しみに♪
<教えてくれた人>
おもちゃデザイナー
STUDIO pippi/しげおか のぶこさん
おもちゃ・教材のデザインをはじめ、子ども向けワークショップ『こどもじっけんしつ』を通して、楽しいモノづくりや遊びを提案。雑誌や広告などのメディアで親子工作の考案をするなど幅広く活躍中。8歳の男の子のお母さん。
Instagram:@studiopippi
HP:https://www.studio-pippi.com/
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