「おにぎり」と聞いてピクニックやお花見、運動会を連想する方は多いと思いますが、おにぎりが大活躍するのは行楽シーンだけではありません。おいしく手軽に栄養が摂れて食べやすいので、忙しい朝や食べ盛りのお子さんのおやつにもぴったり! そこで、おうちで楽しめる変わりだねおにぎりのレシピを料理家のtottoさんに教えてもらいました。
パリッと味噌じゃこチーズおにぎり
海苔の代わりにとろけるタイプのチーズをのせたおにぎりです。ご飯に混ぜたちりめんじゃことお味噌の塩気に、チーズのまろやかさがベストマッチ! さらにパリッとしたチーズとふっくらやわらかいご飯の2つの食感が食欲をそそります。
<材料>(2人分)
- 温かいご飯…350g
- ちりめんじゃこ…12g
- 塩…少々
- 味噌…大さじ1
- とろけるタイプのチーズ…30g
- 乾燥パセリ…少々
<作り方> ※調理時間:20分
- ご飯にちりめんじゃこと塩を加えて混ぜ、6等分して丸くにぎる。
- 1.の上部に味噌をのせておく。
- テフロン加工のフライパンを中火で熱し、チーズをのせる。溶けて焼き色がついてきたら、おにぎりの味噌をつけた面を下にして置き、フライ返しで裏返して皿に盛る。
ここがポイント!
チーズのふちの部分に焼き色がつき、フライパンと接している面が少し固まってきたところでおにぎりを置いて裏返すのがポイント。チーズは火が入りすぎると苦みが出るので、タイミングに気をつけて。
ドライカレーおにぎり
カレー粉で黄色く色づけしたご飯と目玉焼きのコンビが色鮮やかなおにぎりです。ご飯はカレー粉だけでなくケチャップやウスターソースを使って子どもたちが大好きな味付けに。茹で野菜やお味噌汁を添えれば、立派な夕飯メニューの完成です。
<材料>(2人分)
- 材料…2人分
- 温かいご飯…250g
- 人参…20g
- 玉ねぎ…20g
- 生姜…5g
- 塩…少々
- こしょう…少々
- 豚ひき肉…100g
- ケチャップ…大さじ2
- ウスターソース…大さじ1
- カレー粉…小さじ2
- うずら卵…6個
- ドライパセリ…少々
- サラダ油…大さじ1
<作り方> ※調理時間:30分
- 人参、玉ねぎ、生姜はみじん切りにする。
- フライパンにサラダ油大さじ1/2を中火で温めて、1.を炒め、塩、こしょうをする。
- ひき肉を加え、色が変わってきたらケチャップ、ウスターソース、カレー粉を加えて水分がなくなるまで弱火で炒め合わせる。
- 温かいご飯を加えて全体をよく混ぜ合わせ、6等分して丸く握る。
- フライパンにサラダ油大さじ1/2を中火で温め、うずら卵の上部をハサミで切って落とし目玉焼きににして4.に乗せドライパセリを振る。
ここがポイント!
油を含んだご飯はポロポロとくずれやすいので、少し固めににぎるのがポイント。また、にぎったおにぎりの上部は、うずら卵の目玉焼きをのせるので少し平らにしておきましょう。
レシピ・スタイリング/totto(黄川田としえ) 撮影/芹澤信次 取材・文/羽田朋美(Neem Tree)