再び働くなら、やりがいある仕事!
働く姿を娘に見せたい
鈴木結花さん(埼玉県在住)
中学1年生・小学5年生の二人の女の子のママ。「わが子も自立してきました。これからは娘たちのやりたいことを精いっぱい応援したいと思います」
お母さんとしての顔と仕事の顔
メリハリのある毎日は楽しい
「すっかり大きくなった今でも『ママ、ハグして』と、抱きついてくるんですよ~」。鈴木さんがお子さんのことを話すときは、思わず目尻が下がります。「小さい頃から続けているピアノもバレエも、お稽古に付き添うたびに上達したなぁって……」
お仕事のない平日の夕方や、土曜日曜は、できる限りお子さんの習い事の送り迎えをしているという鈴木さん。「二人の成長ぶりに、私が励まされるんです」
柔らかな雰囲気の鈴木さんの背筋がピッと伸びるのが、くもんの先生として教室に入ったとき。「スイッチがオンに切り替わるというか、仕事をもつ一人として『よしっ!』と気合が入ります」
結婚と同時に埼玉へ引っ越して、すぐにママとなった鈴木さん。かつては子どもたちと公園で一日中ドロンコまみれになって遊ぶような、専業主婦の毎日を過ごしていたそうです。充実した幸せな日々だったけれど、結婚前にお勤めしていた会社の同期が仕事を続けて頑張っているという話を聞くと、ちょっぴり羨ましく思う気持ちも。一旦お仕事を辞めたことでむしろ「仕事って楽しかったんだなぁ」と気づかされたそうです。
生活を変えるきっかけは、上のお子さんが幼稚園に入ったとき。「ふだんから家事などは、パパっと済ませていました。子育て中心の毎日だったので、幼稚園に通い出したことで、時間に少し余裕ができ、仕事をはじめたいと思うようになりました」
ハツラツと働く姿にあこがれて
看護師の母をリスペクト
「実は私の母は看護師なんです」と鈴木さん。夜勤もこなしてハツラツと仕事にうちこむお母さんが、幼い頃から鈴木さんの自慢だったといいます。「私も母のように、社会と関わって誰かの役に立つために働く姿を、娘たちに見てもらいたいと思いました」
そんな鈴木さんの仕事探しのテーマは“やりがい”。イキイキと働くことができる仕事を、と探していたときに、くもんの先生を募集していることを知って、説明会へと足を運んだそうです。
「説明会では『教材が先生』という公文式の指導法に魅力を感じました。私たち指導者は教壇に立って教えるのではなく、生徒さんのやる気を引き出す、いわば“子どもたちのサポーター”だと聞き、これまでの子育て経験が生かせると思いました」
教室を開設して7年目の現在、鈴木さんは「毎日が楽しくて」と声を弾ませます。「それぞれの生徒さんの状況に寄り添って、その時々で声掛けや励ましなどの対応を、あれこれ考えます。生徒さん一人ひとり、皆さんそれぞれ違うので、毎回新しい発見や驚きがあります。そして、どの子も『わかった』と、ちゃんとできるようになっていくんです。この手応え、たまりません!」
そう話してくださった鈴木さんの前向きな笑顔から、まわりの人たちを元気にする幸せオーラが伝わってきました。
家族旅行は、何より大切にしているイベント。そのために仕事を前倒しにして一気に済ませることもあります。仕事のコーディネートを自分でできることが、くもんの先生のいいところです
【子どもたちの夢を応援!】
好きなことにうちこめる人生を送ってほしい……
ピアノの発表会で演奏する次女
バレエの晴れ舞台に立つ長女
生徒さんの成長をずっと見守ることができる、やりがいを感じるお仕事です
鈴木さんの1日のスケジュール
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