一人ひとりの「賢さの芽」を伸ばし、 幸せな大人に育つことを願って

富田絵美さん(愛知県在住)

小4 の男の子、小1 の女の子のママ。大学卒業後はコピーライターや営業・事務職などを経験。現在は公文式教室、週1回の読み聞かせボランティア、週末はわが子の野球応援と充実した日々を送っています。

経験値や信頼を積み重ねていける仕事、
親子の時間も充実しています

大学時代は社会勉強のつもりで、冠婚葬祭業・家庭教師・飲食業・接客業などのアルバイトを経験、卒業後は広告制作会社のコピーライター、貿易会社の仕入担当として英語での商談に尽力するなど、さまざまな仕事をしてきた富田さん。結婚・出産後も産休・育休を取得して会社員を続けていましたが、第二子の育休中に、働き方を変えようと考え始めたそうです。往復2時間の通勤時間は仕事と家事の両立には大きな負担、さらに会社規定で育休復帰後の時短勤務にも制限があり、保育園のお迎えには間に合わないため、転職せざるを得ない状況だったのだとか。そんな時、話を聞くだけのつもりでくもんの先生の説明会に参加。「やりがいがあり、ずっと続けられる仕事を探し求めていました。くもんの先生は定年がなく、年齢とともに経験値や信頼を積み重ねていけるのが理想通り。自分の子育てにも生かせる仕事であることも魅力でした」と開設を決めた理由を語ります。

開設当初は、覚えることや業務も多く、毎日全力投球でしたが、今では仕事にも慣れ、時間的にも気持ち的にも余裕が持てるように。「あの時に必死で取り組み、がんばったことが自分の力になっていると実感しています」と富田さん。教室のある日は義父が子どもたちの面倒を見てくれているおかげで、子どもたちは心から安心して、生活リズムが乱れることもなく過ごせていると言います。また、平日の午前中は自由度が高いため、小学校での絵本の読み聞かせボランティアや義父母の病院送迎などをしているそうです。教室のない日は子どもといっしょに餃子を作ったり、週末はわが子が所属する野球チームの応援に行ったり、親子の時間も充実しています。

生徒たちがぐんぐん伸びて
成長する姿に感動しながら

やりがいを感じるのは、生徒たちがぐんぐん伸びていく姿を見ること。最初は自信のない表情だった子も、学習の進度が上がるにつれ、頼もしい雰囲気になってきます。「今日はもっと学習ができます」と自ら言う子もいて、その成長ぶりに感動することも。教室で学習をし、その後ご家族の転勤でタイに滞在していた生徒は、インターナショナルスクールで「数学の天才だ!」とびっくりされたのだとか。算数を教えてほしいと、たくさん友だちができたという話を聞き、胸が熱くなったというエピソードも聞かせてくださいました。「教室にはいろいろな個性を持った生徒がいます。幼児さんは集中力をキープするのが難しい時もありますが、それは自分の子育てでも経験してきたこと。なかなか宿題をしない子の親の気持ちもよくわかります。母親としての実体験がそのまま仕事に生かせるのもメリットです」。さらに、前職でのコピーライターの経験は「教室だより」やPOP制作に、英語での商談の経験は英語指導のモチベーションに、事務仕事の経験は教室運営業務に、これまでのすべての経験が役立っていると言います。

子どもたちにはテストの点数がよいということだけではない「賢さ」があります。「字
を丁寧に書ける、あいさつがきちんとできる、周りの人を気遣うことができる、自分を律してやるべきことをコツコツできるなど、子どもたち一人ひとりの『賢さの芽』を見つけて伸ばせる教室を目指しています。将来、社会人になる時、自分の能力を生かして、周りの人の役に立てる、幸せな大人に育ってくれることを願って日々、指導に励んでいます」という富田さんの言葉には、熱い思いが溢れていました。



①絵本読み聞かせボランティア
平日午前中は自由度が高いので、週1回、小学校での絵本読み聞かせボランティアをしています。

②少年野球チームの応援
週末は少年野球チームの試合へ。写真を撮るのが好きで、わが子やチームメイトのがんばる姿を撮影しています。

③親子で餃子づくり
教室が休みの木曜日には、よく子どもたちといっしょに餃子を作ります。


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