STORY 01

生徒からくもんの先生へ

私も、あの憧れの存在に

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幼い頃からKUMONに通っていたわたし。初めて教室に行った日、緊張してお母さんの陰に隠れていたわたしに、優しくあいさつをしてくれたくもんの先生。カラダの力みがスーッと抜けてホッとしたのを、ぼんやりだけど覚えている。
わからない問題があると泣きべそをかいてしまうこともあったし、やる気が出ない日もあったけど、くもんの先生はいつもわたしのできる部分を見つけてほめてくれた。ほめられるととてもうれしかったし、迎えに来たお母さんにもその日のがんばりを伝えてくれて、誇らしい気持ちになったことも。

いつも笑顔で明るくて、わたしのことを見守ってくれていたくもんの先生。KUMONに通うのがすごく楽しくなって、先生のことも大好きだった。赤ペンで素早く大きな〇と100点をつけてくれるのがうれしくて、その姿に憧れ、採点ごっこしたことは何度もあった。
厳しいときもあったけど、ほめられる喜びを知っていたから、これはきっとわたしのためなのかなって。先生との時間を重ねるにつれて、気づけば「大人になったらくもんの先生になりたい!」という想いが、わたしの中で芽生えていたあの頃。

大人になって会社員になり、結婚して子どもが生まれて。ライフステージが変わっていく中で、「このままずっと同じ会社で働けるかな」と、ふと考えたときがあった。そのときに思い出したのが、「くもんの先生になりたい!」という幼い頃の夢。
わが子が小学1年生になり、子育ても少し落ち着いてきた。今ならできるんじゃないか。チャンスなんじゃないかって思えたから、もう、叶えるしかないなって。

まったく違う業種からのキャリアチェンジで、子どもたちを指導することへの不安がなかったわけじゃない。でも、幼い頃のわたしを包み込んでくれた先生のあの笑顔。あんな先生になりたいって想いの方が大きかった。そんな自分の気持ちを大切にして決断し、スタートしたくもんの先生の仕事。
子どもたちは、できなかったことが今日できるようになったり、自ら進んで取り組むようになったり。一日一日を積み重ね、想像を超えて成長していく。そんな姿を見ていると、やっぱりうれしくてたまらない。わたしが子どもの頃に思ったように、「やっててよかった」と思ってもらいたいな。

わたしがKUMONに通っていた頃の先生の気持ち、今ならわかる気がする。
子どもたちは、間違うことはよくないことだと思いがちだけど、間違っても全然いい。間違うってことは、チャレンジした結果だから。そこを自分の力で乗り越えることで、またひとつ成長できるのだから。子どもたちを認め、ほめながら、それぞれのペースで階段を一段、一段登っていけるようにサポートするのが、くもんの先生としてのわたしの役目なのかなって思う。

お世話になった先生への恩返しの気持ちも込めて、これからも一人ひとりの子どもたちに寄り添って、たくさんの成長をサポートしていきたい。それが、くもんの先生になってから膨らんだ、わたしの夢。
10年後、20年後の未来に、大人になった子どもたちと再会できる日がきたら、本当に幸せなこと。

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