シーン別・食事の主役になるサンドイッチの作り方
【ホームパーティー編】

シーン別・食事の主役になるサンドイッチの作り方【ホームパーティー編】

食事の主役になるサンドイッチレシピの4回目は、ホームパーティー編です。料理家のみないきぬこさんに、パーティー映えするごちそうサンドを教えてもらいました。マーマレードで味付けしたチキンをメインに、彩り豊かな具材を詰めたバゲットサンドはボリュームがあり、見た目も華やか! タコ糸で縛ったまま、カットせずにそのままテーブルへ。パーティーがはじまり、おしゃべりが進んだところでカットして取り分ければ、演出も食べるタイミングもバッチリです。

チキンマーマレードのバケットサンド

チキンマーマレードのバケットサンド

マーマレードの酸味と甘みを生かし、醤油などの和風調味料で味付けをした照り焼きチキンは、ゲストの舌をうならせるおいしさ! 鮮やかな色味のパプリカとともに、大きなバケットにはさみました。バケットはすぐにカットせずにタコ糸でしばらく固定することで、具材とバケットがほどよくなじみ、やわらかい食感になります。


<材料>(30~40cmのバケット1本分)

  • 鶏もも肉…大1枚(300g)
  • 【調味料A】
  • しょうが(すりおろし)…小さじ1
  • 酒…大さじ1/2
  • 醤油…大さじ1/2
  • 玉ねぎ…1/4個
  • パプリカ(赤・黄)…各1/4個
  • いんげん…30g
  • サラダ油…小さじ2
  • 水…大さじ1
  • 塩…少々
  • あらびきこしょう…少々
  • 【調味料B】
  • 酒…大さじ1
  • 醤油…大さじ1
  • みりん…大さじ1
  • オレンジマーマレード…大さじ1
  • バケット…1本
  • バター…適量
  • 粒マスタード…適量

 


作り方  ※調理時間:約35分

  1. 鶏もも肉に【調味料A】を揉み込んで10分ほど置く。
  2. 玉ねぎは5~6mm幅に切る。パプリカは5~6mm幅の細切りに、いんげんは3等分に切る。
  3. フライパンにサラダ油(小さじ1)を引いて中火にかけ、2の野菜を炒める。水を振り入れ、塩、あらびきこしょうをして器に取り出す。
  4. フライパンをサッとふき、サラダ油(小さじ1)を引いて中火にかけ、鶏もも肉の皮目を下にして焼く。焼き色が付いたら裏返し、フタをして弱めの中火で5~6分焼いて取り出す。
  5. 同じフライパンに合わせた【調味料B】を入れて煮詰め、4を戻し入れて煮からめる。取り出して粗熱が取れたら、1.5cm幅程度に切り分ける。
  6. バケットに切り込みを入れてバター、粒マスタードを塗り、3と5をサンドする。バケット全体をタコ糸で固定する。食べる直前に好みの厚さに切り分ければ完成。

ここがポイント!

鶏もも肉の綺麗な切り方
調味料をからめたチキンは熱いうちに切り分けずに、粗熱が取れるまで、しばらく休ませましょう。こうすることで、鶏もも肉に味がしっかりと染み込みます。また、鶏もも肉がほどよく冷めることでカットしやすくなり、美しい断面に仕上がります。

 

 

レシピ&スタイリング/みないきぬこ 撮影/芹澤信次 取材・文/今井美由紀(Neem Tree)

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