忙しいワーママの働き方と時間管理、リフレッシュ方法は?【会社員ママ編】

ワーママの1日会社員 

仕事をしながら、家事や子育てに毎日奮闘するワーママに、働き方や時間管理、さらにリフレッシュ方法などをお聞きします。Part.2は、アパレル会社プレスとして本社勤務をしている當間美津里さん。忙しいなかで実践している工夫やアイディア、自分時間の楽しみ方を教えてもらいました。

お話を聞いたのは…
アパレル・プレス 當間美津里さん

ビームスプレス當間さん
アパレル会社のプレスを務めるワーママ。「睡眠するより裁縫!」というくらい裁縫や洋服作りが好き。インスタグラム(@toma818__)で発信するファッションコーディネートが人気。1児のママ。

お仕事について
「プレスとして、自社ブランドや商品をメディアに露出させ、世の中に広めていく業務を担当しています。雑誌やテレビなどのさまざまなメディアに対して、自社ブランドの情報を発信したり、商品の貸し出しを行ったりしています。本社勤務で勤務時間は9時〜17時。在宅ワークもできますが、対面でお仕事をすることが多いので基本は出社しています」

お子さんについて
「3歳3ヶ月の息子がいます。週5日、保育園に通っています。習い事はまだ何もしていないのですが、そろそろ何かを始めたいと思って、色々とリサーチ中。いざというときの頼り先は、わりと近くに住んでいる実家です」

仕事の日の主なタイムスケジュール

ワーママの1日のスケジュール 会社員
「休日は、家族と午前中から外出します。1日のうちに公園2〜3箇所をハシゴすることも(笑)。息子がキックバイクにハマっているので、練習中です。また、近所の小さな動物園で自然を楽しむのもわが家の定番。おうちにいるときは、トミカやプラレールの乗り物系のおもちゃで永遠に遊んでいます。私ひとりの休日は、ママ友や会社の同僚など、お友だちと時間を過ごすことが多いです」

わが家の家事の工夫やお助けアイテム

1:スムージーミキサーを活用する

「息子が栄養不足にならないように、手作りスムージで楽しく&おいしく栄養を補うことが日課です。朝時間がない時にでもさっと作れて、子どもも一緒にできるので重宝しています」
子どもとスムーズ作り

2:宅配の冷凍弁当を常備しておく

「夕飯のメニューに飽きてきた日や、忙しくて夕飯を作る時間がない日など、冷凍弁当 で済ませてしまいます。おうちご飯の気分転換にもなります」

3:両親と定期的なテレビ電話をする

「遠くに住んでいるわけではないですが、両親とは定期的にテレビ電話をしています。普段からお互いの様子を分かり合えて、距離がぐっと縮まるので、息子を預けるときも安心です。両親に子どもの成長をリアルタイムで見せてあげられるし、孫の顔を見て喜んでくれます。離れていても、家族の繋がりを感じられるのは嬉しいですね」

4:ChatGPTにレシピを提案してもらう

「夕飯の献立に悩んだときに、問いかけています。冷蔵庫にある食材をChatGPTに伝えると、レシピを提案してくれるのでとても便利。困ったらすぐ活用しています」

自分時間や休日にやっているリフレッシュ方法

1:裁縫で洋服を作る

「昔から洋服を作ることが大好き。子ども服は少しの布で、すぐにできあがるので、息子の昼寝時間にミシンをしています。今まで、シャツやロンパース、夏祭りやハロウィンなどのイベント用衣装を作りました。お洋服が完成するまでの時間がワクワクしますし、息子に喜んで着てもらえることがやりがいに。残布から作ったり、息子に好きな布や柄を選んでもらうこともあります」

2:美容院に行く

「毎日忙しくしていると、自分のことが後回しになりがち。美容院も『また今度でいいや〜』なんて思うことも多いのですが、行った後はやっぱり少しでもキレイでいたいと思います。気持ちもリフレッシュしています」

3:お友だちや同僚との時間

「同じように子育てや仕事に奮闘している友人や同僚と、ランチをしながらおしゃべりすることが最高の息抜きです。悩みを共有したり、仕事の話をくだけてしたり、楽しい話をしたりすることで、ストレスを発散できます。普段はなかなか会えない友人とも、定期的に連絡を取り合って、近況報告をしています」

今年改善したいことや目標は?

1:食卓のバリエーションを豊かにしたい!

「毎日のご飯作りは、マンネリとの戦い……。特に子どもが小さいうちは、栄養バランスも気になるし、レパートリーが少ないと飽きられてしまう心配もあります。そこで料理教室に通いたい!と思っています。レシピ本を読んでもなかなか実践できない私でも、プロの技を間近で見たり、他の参加者と情報交換したりすることで、新しい発見がありそう!と期待しています。食卓が豊かになれば、家族みんなが笑顔になる時間がもっともっと増えると思いました」

2:子どもの「好き」を広げたい!

「わが子が夢中になれることを見つけることは、親にとっての大きな喜びですよね。息子はまだ、これ!というものが見つかっていないので、今年は習い事を探して、色々な世界に触れさせてあげたいです。ただ、闇雲に習い事をさせるのではなく、子どもの興味や好奇心をじっくり観察し、“本当に好きなこと”を見つけてあげたいと思っています。そのためには、親子で一緒に体験できるイベントやワークショップに積極的に参加したいと思います」

子育てしながら自分らしく働きたいママにメッセージ

「同じように毎日忙しいママパパさん、いつも本当にお疲れさまです!適度な休息が、本当に大切だと思います。ドタバタと丸一日があっという間に終わって、帰ってきてから座ってないなあ…なんて思うことも。『座る』って、実はすごく贅沢な行為だったりしますよね。

だからこそ、自分へのご褒美も忘れずに! 美味しいものを食べたり、好きな音楽を聴いたり、短い時間でも自分の好きなことをすると、明日への活力になります。子育てしながら働く方は、自分を大切にすることを忘れないでください。全国のママパパさんを応援しています!」

イラスト:小泉理恵 編集・文:阿部里歩

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