くもんの先生のコミュニティは、これから教室を開設する先生にとってはすごく安心できる場所。宇佐見さんや川口さんに伺ったインタビューの後編では、コミュニティを支える先輩の先生たちのお話やKUMONの担当スタッフの取り組みにフォーカス。先生同士が深く繋がっていくその理由を、ぜひ感じ取ってください。
意識や意欲も高めながら、楽しく働くために支え合う
くもんの先生のコミュニティに共通して言えることがあります。それは、アドバイザーをはじめとする先輩の先生方が、このコミュニティの存在を大切にしていること。一例ですが、新たに教室を開設した先生が安心して仲間に入っていただけるように、悩みや不安、疑問を解消するための場を設けられたりもしていて、いつもウェルカムに迎え入れてくださっているのが印象的です。先生同士が繋がって支え合える環境があることで、生徒さんとの関わりや教室運営がもっと楽しくなっていく。多くの先生方がそんな経験をされてきたからかもしれません。また、私たちKUMONの担当スタッフが主導で行う勉強会においても、同じ地区の中だけではなく、地区をまたがって交流ができる場もつくるようにしているんです。いろんな先生同士が刺激を与え合える関係になって相乗効果が生まれ、「目標への意識が高まった」「より意欲的に取り組めるようになった」と、たくさんの前向きな言葉をいただいています。くもんの先生同士の繋がりを深めることはもちろん、広げていくこともすごく大切なこと。これからもその輪を、素敵なものにしていきたいと思っています。(川口)
「だから大丈夫だよ」。先輩の先生が実体験で得た言葉が、一番の安心材料
印象的な先生のエピソードをお話しさせてください。その先生は2014年に教室を開設され、アドバイザーになって3年目。教室を開設する前の方の研修にご協力いただいたり、新しく教室開設された先生の不安払拭のためにKUMONの担当スタッフとの面談に同席をしてくださったり、先輩の先生方へパソコンやインターネットの活用をアドバイスしたりと、全方位で「地域の先生のために」と一緒に活動してくれる先生なんです。オールマイティなので私たちも憧れるような存在ですが、実は教室を開設したばかりの頃は、パソコンも使えないような状態でした。今でも当時のことをよく話すんですが、「最初から順風満帆だったとは言えなかったから、不安や悩みを抱えている先生の気持ちが分かるんです。でも、いろんな先生やKUMONの担当スタッフに支えられて、今では毎日が楽しい。新しく教室を開設された先生には、だから大丈夫だよって伝えてあげたい」と、いつもおっしゃっています。実体験で得た言葉は本当に強いですし、安心もできる。そんな先生方がたくさんいてくださることが、KUMONのコミュニティの自慢の一つだと私は思っています。(宇佐見)
学び合う場であり、頼れる仲間に
出会えるコミュニティであってほしい
くもんの先生のコミュニティは、学びの場であると共に、頼れる仲間に出会える場でもあってほしいと思っています。一人で教室運営をしているという不安を持った状態ではなく、先生同士やKUMONの担当スタッフみんなの力で教室運営を支え合いながら、子どもたちの成長や教室・地域の発展に繋げたい。勉強会や自主研などで、時には愚痴をこぼしてしまうこともあると思いますが、それも仲間がいるからできること。そういう時も大切にしながら、切り替えて具体的な活動に繋げていける機会にもなったらいいなと思います。最近あるコミュニティの中で、「実践したことに対してどうだったか」を先生同士で振り返る場がありました。よいことだけではなく、ダメだったところも本音で出し合っておられ、こんなコミュニティが増えていったらいいなと感じました。これからも、くもんの先生が「なってよかった」と思っていただけるような先生同士の繋がりやコミュニティをつくっていけるよう、私自身もスキルを高めていきたいです。(宇佐見)
ポジティブな関係がずっと続く、仲間が生まれる
大人になってからも知り合いはたくさん増えると思いますが、「仲間や友だち」と呼べる人は簡単にできるわけではない気がします。しかもフランチャイズで個人事業主なので、さらに稀有なことではないでしょうか。「この前一緒に旅行に出かけてきました」という報告や「この間、長電話をしていたんです」などのお話をお聞きすることもあるのですが、そんな風に同じ想いを共有して仲間をつくっていけるのも、くもんの先生のお仕事の魅力だと思います。先生同士が集まるコミュニティはそのきっかけにもなっているので、このくもんの先生ならではの輪をこれからも育んでいきたいです。(川口)