仕事をしながら、家事や子育てに毎日奮闘するワーママに、働き方や時間管理、さらにリフレッシュ方法などをお聞きします。Part.1は、非常勤講師と副業で動画編集を行なっているインスタグラマーのゆかりさん。忙しいなかで実践している工夫やアイディアは、参考になること間違いなし!さらに、副業をやっていてよかったこととは?
お話を聞いたのは…
インスタグラマーゆかりさん

インスタグラム(@yukari.iegraph)で、心地よい暮らしと働き方を発信するワーママ。私立中学校で非常勤講師として働きながら、動画撮影・編集の副業を行っている。小学2年生の男の子、幼稚園年長の女の子のママ。夫は高校教師。
お仕事について
「本業は私立中学の非常勤講師。週4日9:30〜14:30で働いています。授業だけではなく、定期テストの作成や成績処理なども。勤務時間内に終わらない場合は、家で教材づくりをするときもあります。また副業では、企業さまのSNSに掲載するショート動画を月5〜7本の撮影・編集しています。1本あたり撮影と編集で2時間程度。合わせて月10時間ほどの作業量です。加えて、自身のインスタグラム運用も行なっています」
お子さんについて
「習い事は、小学2年生の長男はピアノ、アクロバット、習字。幼稚園年長の長女は、ピアノ、バレエ(週2回)、習字。どれも平日16〜17時に開始します。また、いざというときの頼り先は、車で40分程度のところに住んでいる両親と、徒歩10分程度のところに住んでいる実妹です」
仕事の日の主なタイムスケジュール

「本業の非常勤講師は、火曜日〜金曜日まで週4日で働いています。副業の動画撮影は土日か月曜日の15時くらいまで。動画編集作業は、子どもたちが就寝したあと21時ごろに行います。また、撮影がない土日は、どちらか1日は地域のイベントや買い物、美容院などのお出かけをし、もう1日は家でゆっくり過ごすことが多いです」
わが家の家事の工夫やお助けアイテム
1:メインから副菜まで自動調理鍋を活用
「実母に勧められたことがきっかけで自動調理鍋を導入して6年。煮物や汁物など、夕飯の一品をつくることが多いです。それ以外にも低温調理の蒸し鶏、ゆで卵、蒸し野菜、塩麹など下ごしらえもします。炒める・焼く以外の作業は自動調理鍋を使っています」
2: AIに献立を考えてもらう
「『Gemini』などの生成AIに、スーパーで買ってきた食材を入力し、『3日間の献立を考えて。主菜と副菜1品ずつで』と入れると、献立を組み立ててくれます。時短になりますし、食材を使い切れるので便利です」
3:子どもたちに積極的に家事をお願いする
「子どもたちが年長になったタイミングで、電子レンジやトースターの使い方を覚えてもらい、自分たちで朝ごはんをつくってもらうようにしました。(ご飯+冷凍ソーセージ+晩ごはんの残りのお味噌汁など簡単なもの)。また、おこづかいポイント制を導入し、洗濯物を畳んでしまう、お風呂洗いなど、いろんな家事をやってもらっています」
自分時間や休日にやっているリフレッシュ方法
1:漫画を読む
「隙間時間に、漫画アプリを使って読んでいます。最近は『歴史に残る悪女になるぞ』(KADOKAWA)など、異世界転生ものが好きです」
2:アロマを焚く
「アロマディフューザーを使ったり、パロサント(香木)を焚いたりします。また、入浴時にお気に入りの香りの入浴剤を使ってゆっくりすると癒やされます」
3:ゲームと推し活
「Switchのゲームにハマっています。子どもと一緒にやることもありますが、子どもが寝たあとに1人でプレイすることの方が多いです。また、2年ほど推しているゲーム配信者さんは、YouTubeのメンバーシップに入ったり、オフ会に行ったりしています。素敵な声とやさしい人柄が大好き。10万人近く登録者がいる中で、コメントを取り上げてくれるのがうれしいです」
4:甘い飲み物やお酒を飲む
「好きな飲み物を飲みながら、ゆったりしている時間が大切なリフレッシュ時間です。カフェオレやジントニックなど、そのときの気分で選びます」
今年改善したいことや目標は?

「長女がこの4月で小1になります。今は非常勤講師として週4日ペースで働いていますが、週3日に減らす予定でいます。その分、自由に時間を使える副業の割合を増やしたい! ただし、がむしゃらに仕事の時間を増やすのではなく、配分を考え効率よく作業をしていければと考えています」
子育てしながら自分らしく働きたいママにメッセージ
「ママでありながら、本業と副業。楽ではないですし、本当に忙しい毎日です。でもその分、子どものやりたいことや、自分のことに投資する機会も増えて、ものすごく充実していると感じています。家事はどんどん時短をして、リフレッシュの時間を確保して乗り切りましょうね。
また、副業が気になる方、副業をするか迷っている方へ。パート+副業という働き方は、子どもに合わせた生活ができるうえ、金銭的にも安心できる選択肢だと思っています。この記事が何かヒントになればとても嬉しいです!」
