わたしの夢中が育っていく -KUMON STORIES-

教室スタッフとコミュニケーションを重ね
理想の学習環境を目指しています

くもんの先生_植本先生1

KUMONの学習を通じて、子どもたちの成長をサポートしているくもんの先生。子どもたちにとっての理想の学習環境を実現していくために、教室スタッフとどのようなコミュニケーションを日々重ねているのでしょうか。大分県で2つの教室を開設した植本瑛子先生に、教室スタッフと一緒にどのように子どもたちの学習環境をつくっているのかや、教室スタッフとのコミュニケーションで大切にしていることなどを伺いました。

教室スタッフの役割を明確にした結果
コミュニケーションも一気にスムーズになった

現在、教室スタッフは2教室合わせて10人です。みんなが子どもたちと顔を合わせられるように、シフトを調整・管理しています。実は2つ目の教室を運営し始めた頃、アレはあの人がいつもやってくれるから…と、言わば善意で成り立っているような状況でした。そんな状況を見かねた教室スタッフから「役割を明確にしてほしい」という意見をいただき、まずはシフト管理の改善から着手。通っている子どもたちの学校の行事予定を参考に無理と無駄のないシフトを組むようにし、教室スタッフそれぞれの担当を決めるようにしました。これは私の教室の場合ですが、例えば幼児指導のリーダーはAさんで、そのサポートはBさん、高教材指導のリーダーは…という感じで担当を振り分けつつ、私自身はその全てを見るようにしていました。さらに、トイレ掃除は当番制にして、備品購入の担当者、教材発注の担当者など、指導面以外の役割も明確にしたんです。教室スタッフ間の変な気遣いもなくなり、業務も効率化されて教室内のコミュニケーションが一気にスムーズになりましたね。そのおかげで、チームワークも高まったと思います。

くもんの先生_植本先生2

お任せしたことには指示しすぎずに
最後までしっかりとお任せする

教室スタッフとともによりよい教室をつくっていくために、私がいつも心がけているのは、あれこれ細かな指示はしないということです。最初に伝えるのは、「こんな感じにしたいな」「こんなことができたらいいな」というビジョンやコンセプトの部分だけ。これは教室スタッフからの言葉でより意識するようになりました。ある日「いつも任せてもらえるので工夫のしがいがあるし、すごく楽しめています!」と言われたんです。私はそこまでのことは考えていなくて、丸投げしていただけかもしれないんですが(笑)、その言葉にハッとさせられました。やっぱり100%やらされている仕事だと楽しさは減りますし、自身で考える余白の部分が大事なんだなと再認識できたんです。以来、何かお願いする時は指示しすぎることのないように気をつけています。自分で考えて実行していくことで、そこで育まれるコミュニケーションもより深いものになるのかなと思うようになりました。

くもんの先生_植本先生とスタッフ

いろんな情報を共有することで
教室スタッフみんなが同じベクトルを持てる

私の教室では、教室スタッフみんなが同じベクトルで子どもたちに寄り添うために、一人ひとりの指導方針や教材のことなど、オープンに共有するようにしています。保護者の方々も教室スタッフへ直接相談されることもあるくらい、みんな一丸となって子どもたちのために教室を運営しています。保護者から教室スタッフになってくだった方もいらっしゃり、私は常に「ご自身の経験をお話しくださいね」とお伝えしているのですが、保護者の方々とお話ししている様子を見て、「私が伝えたいことを言ってくださっている!」ということもよくあります。保護者の方々も教室スタッフの名前を覚えてくださっていて、「○○先生によろしくお伝えください」と言われることも多いので、改めて素敵な教室スタッフに囲まれていることを実感しています。

植本先生のある1週間のスケジュール

  • 月:AM 家事、教室で準備/ PM第2教室
  • 火:AM ヨガや趣味 / PM 第1教室
  • 水:AM 面談・講座受講 / PM 教室で準備
  • 木:AM 家事、教室で準備 / PM 第2教室
  • 金:AM ヨガや趣味 / PM 第1教室
  • 土:AM Baby Kumon、読み聞かせ会/ PM 第2教室
  • 日:AM 教室で準備 / PM 趣味、自由時間
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