わたしの夢中が育っていく -KUMON STORIES-

開設前の教室づくりを通して、先生の想いを形にしたい

くもんの先生募集説明会に参加後、個別相談会で合格したら、教室開設場所を決定し、本格的に教室開設への準備が始まります。KUMONには、先生が教室を開設するまでのサポートを行うチームがあります。今回は、開設までのサポートに関わるKUMONの担当スタッフに、特に「教室づくり」について、サポート内容やリアルなエピソード、大切にしている想いをお聞きします。お話を伺ったのは、東京WESTブランチ 2チームユニットの井上里美リーダーと加藤弓佳さん。

<くもんの先生になるまでの道のり>
①くもんの先生募集説明会→②個別相談会→(合格後)③開設場所のご提案と決定→④契約・開設前研修→教室開設へ

子どもたちにとっても先生にとっても、よりよい教室を一緒につくっていく

教室の開設場所の提案を受けて、開設を決められたらフランチャイズ契約を交わし、いよいよ具体的に開設の準備がはじまります。内容は教室の開設形態(※)や開設場所などによってそれぞれ異なりますが、物件の契約、教室づくり、保護者の方との面談や教室スタッフの採用などがあります。

例えば、前任の先生が運営されていた教室を引き継いで開設する際、今学習中の生徒さんの保護者の方と面談を実施します。最初から先生がお一人で対応しなければならないということはなく、先生がお一人でできると自信を持っていただくまで、私たちもサポートに入らせていただくようにしています。また、会場の契約や教室スタッフの採用なども同様に、サポートさせていただく体制が整っていますので、ご安心いただけたらと思います。(加藤)

教室づくりは、教室に置く机やイス、教材棚、看板などの備品を購入・設置したり、教室のレイアウトを検討したりと、教室内や外観をつくり上げていくことです。KUMONには、教室専用の物品があり、基本的にはその中から選んでいただけます。教室の物品は、子どもたちの年齢に応じた、使いやすさや安全性などを考慮した物品が揃っています。どのような年齢層の子どもたちが多いかは、地域や引き継ぐ教室によっても異なります。幼児さん向けがどのくらい必要か、小学生向けはどうか、どの物品をいくつ用意して、どうレイアウトするのかなど、KUMONの担当スタッフが先生と一緒に考えていきます。

また、生徒さんが学習に集中できる空間づくり、スムーズな導線のための教室レイアウトも大切にしています。KUMONは一斉授業ではなく、順次生徒さんが教室にやってきて、席について学習します。例えば、学習している様子を先生が見て回れるようなスペースはあるか、先生が座る位置から教室全体が見渡せるのか、教室スタッフの方の席はどこに配置すると効率的かなども考慮します。生徒さんの集中力が切れてしまうような配置になっていないかなど、机の方向なども留意して検討しています。

KUMONの担当スタッフは、今までいろんな教室を見てきています。これまでの知見を生かして、空間を効率よく使えるように考え、アドバイスさせていただいています。物品を購入するところだけでなく、実際にセッティングするところもお手伝いさせていただいているのですが、まさに先生と一緒に教室をつくっているという感覚が一番近いかなと思います。お一人で開設に向けた準備をしなければならないということはなく、先生の想いを伺いながら、理想の教室づくりをサポートさせていただいています。(井上)

※開設形態とは、今ある教室を引き継いで開設する「引継」と新しく教室を開設する「新設」があります。

先生らしい「教室づくり」をサポートしたい

一から自分で教室をつくり上げるというところに魅力を感じる方もいらっしゃいます。「おしゃれな感じにしたいです」とか、「かわいい感じにしたいです」とか、先生が思い描く教室の実現に向けて、ワクワクしていただけたら嬉しいなと。とある教室の開設準備で何回か教室へ足を運ぶなかで、いつのまにかご自身で生徒さんの読書コーナーをつくり、好きなデザインの棚を置いてくださっている先生がいらっしゃいました。「読書をしてもらいたいから、こだわったんです!どうですか?」と、笑顔でお教えくださいました。こんなふうに、色合いやデザインも含めて、その先生らしい教室が出来上がっていく過程を見ることが嬉しいですね。(井上)

教室づくりは、「これから自分の教室ができる!」ととてもワクワクできるタイミングなのではないかと思います。先生ご自身の目指す教室像の実現に向けて、一緒に楽しみながら開設準備をしていきたいなと思います。安全面や最低限必要なものなどは私たちからお伝えさせていただきますが、先生からも「こんなことにチャレンジしてみたい!」など、思いついたことは何でもいいので、どんどん教えていただけることで、よりその先生らしい素敵な教室ができると思っています。ぜひ安心して気軽に何でも話していただけたら嬉しいです。(加藤)

とはいえ、ワクワク感とともに不安も感じていらっしゃる先生がほとんどですね。大事なことは、KUMONの担当スタッフが先生から「これが不安です」と気軽に相談してもらえる存在でいることかなと思っています。不安を共有していただけることで、すぐ解決策をご提案できることなのか、やってみないとわからないことなのか、こちらも把握することができます。新しいことを始めることに対する不安が起こるのはごく自然なことです。1教室に1人担当がつきますが、必要に応じて別の担当スタッフがサポートさせていただくこともあります。「サポートがしっかりしているので、頑張れそう」と安心していただくために、いつでもフォローできる体制になっています。(井上)

くもんの先生を目指している方へメッセージ

KUMONに入社して、自学自習の学習法に出会い、子どもたちが日々「できた!」という想いを積み重ねて少しずつ成長していく姿を初めて目の当たりにしたとき、すごく素敵だなと思ったことを鮮明に覚えています。自学自習で教材が進んでいくことは、楽しいときもあれば、もちろん苦しいときもあって。そんな子どもたちの可能性を信じて、寄り添いながら成長をサポートしていけることが、くもんの先生の醍醐味ではないかと思います。ぜひそこに楽しさを感じてくださる方と出会えたら嬉しいです。働き方の部分でいうと、教室の時間以外のお仕事はすべて先生のライフスタイルに合わせてスケジュールを調整していただくことができます。まずは説明会や個別相談会で、「こんな仕事がしたい」「こんな働き方がしたい」など率直に話していただいて、くもんの先生でその想いを実現できるかを一緒に考えていけたらと思っています。(加藤)

私はこれまでたくさんの先生と関わりを持たせていただきました。皆さんにお伝えしていることですが、くもんの先生は、学習塾や学校の先生とは少し違う、唯一無二の存在だなと思っています。KUMONに通う生徒さんは、歴が長いと幼児さんから入会して、中学高校の卒業までなど、通い続けてくださいます。くもんの先生はご家庭の次に生徒さんを見守るサポーター的な存在だなと思っています。よく先生方からも「自分自身がずっと成長できる仕事」とおっしゃっていただいています。大人になると、成長するのが難しいことが多かったり、変化を厭うこともあるかもしれません。ですがKUMONは「子どもの成長に関わりたい」と考える人の集まりだからこそ、やりがいや成長を感じられる仕事があると思っています。私たちも、こんなふうに笑顔で語っていただける先生でいっぱいにしたいです。ぜひご自身がやりたいことを実現するための一つの手段として、くもんの先生への扉を開いていただけたら嬉しいです。(井上)

★くもんの先生になるまでの流れはこちらをご覧ください。