指導以外にも
仕事がたくさん。
でも、その大変さを
攻略できる方法がある。

これからくもんの先生をはじめる方や、はじめようと考えている方にとって、日々のお仕事がどんな内容かは気になるところ。「大変そう…」と思っている方もいるかもしれません。ここでは、くもんの先生のお仕事について詳しくご紹介します。

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くもんの先生のお仕事は意外と大変!?

まずは、くもんの先生のお仕事内容を紹介します。KUMONは教材を自分で読み、考え、解き進んでいく「自学自習」形式のため、一斉授業ではありません。算数・数学、英語、国語の3教科の学習を通じて、子どもたち自身の力を引き出し、一人ひとりの「やる気」を育んでいくのがくもんの先生の役目です。教材の進み具合などもふまえながら学習中の様子を観察し、自分の力で答えを導けるようにサポートしていきます。また、教室運営にまつわる事務作業や保護者の方とのコミュニケーションも、お仕事として求められること。お仕事内容が多岐にわたることも、大変そうだと思われるかもしれません。大変だと思うポイントは人それぞれかもしれませんが、それでもたくさんの方たちから選ばれ、多くの方が長く続けています。大変なことに対して、どんなサポートがあり、どんな工夫をされているかを見ていきましょう。

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くもんの先生の大変なことって?

教室の準備や保護者の方とのコミュニケーション、子どもたちの指導方法など、くもんの先生たちが教室運営を通じて感じる大変なことを、エピソードとともにご紹介します。

教室の準備
教室日は週2日、1日5時間程度ですが、事前に教室の準備が必要です。例えば、生徒さん一人ひとりに合わせて教室で学習する教材や宿題を準備したり、保護者の方に配付する教室のおたよりを用意したりとさまざま。先生によっては、子どものモチベーションを高めるためにメッセージを書いたり、採点などを手伝ってくださるスタッフの先生とミーティングをしたりすることもあるので、教室運営の準備は多岐に渡ります。慣れてくると、このような準備を教室日の午前中に済ませる場合もありますが、教室日以外の日にも準備が必要になる場合もあるため、時間をいかに上手に使うかがポイントです。最初は少し時間がかかることもあると思いますが、徐々に、自分の時間の使い方のスタイルを見つけ、効率よく準備を行えるようになる、と先生方は言います。
どうしてる?保護者の方とのコミュニケーション
くもんの先生のお仕事は、子育て中や子育て経験のある方たちがたくさん活躍していますが、くもんの先生をはじめる時に悩まれることの一つが、保護者の方とのコミュニケーションです。例えば「わが子はまだ小さいけれど小学校高学年や中学生の保護者さんの相談に乗れるのかしら」「保護者の方から、思ったように進まない子どもへの対応方法についてご質問があったら対応できるのかな」など。これらは、多くの方がはじめに感じられるお悩みです。そんな時多くの先生は、まずは「うまく説明する」というよりも、保護者の方の気持ちを受けとめ、教室での学習の様子を伝えたり、ご家庭での様子を伺ったりしながら信頼関係を築いていかれたそうです。子どもたちの可能性を伸ばすために保護者の方とタッグを組むことで、一緒に成長の喜びを分かち合えるようになるとお話しされます。また、KUMONでは、教室を開設する前に、保護者の方とのコミュニケーションへの悩みや不安を解消する研修もあります。保護者の方との面談方法や問い合わせがあった際の対応方法などを、実践形式でレクチャー。もちろん、保護者の方とのコミュニケーションについては、教室を開設した後の研修でも取り上げます。さらに、日々の教室運営についても担当スタッフがしっかりとサポートするので、安心してスタートすることができます。
“教える”のではなく、“気づかせる”こと
KUMONでは、子どもたちに「自分の力で解けた!」という喜びを味わい、自分で課題を克服していこうとする姿勢を身につけてほしいので、すぐに解き方や答えを教えるのではなく、子どもたちが自分の力で答えを出せるようにすることを大切にしています。そして、そのプロセスをサポートしながら導いていくのがくもんの先生です。わからないことがあるとついつい教えたくなりがちですが、そこはグッとガマン。子ども自身に気づかせるように、「どこまで理解できているのか」を確認しながら導いていきます。それは根気が必要で、とても大変なことかもしれません。でも、そうした関わりの中で子どもたちが目を輝かせながら「できた!」「わかった!」と言って成長を見せてくれた時のことを、先生たちは声を揃えて「やっててよかったと思いますし、やりがいを実感できる瞬間です!」と言います。

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大変な部分があっても
くもんの先生を長く続ける人が多い理由は?

教室運営を通じて感じる大変なことを、エピソードとともにご紹介してきましたが、くもんの先生たちの多くがこのお仕事にやりがいを感じ、長く続けています。ここでは、その理由についてお伝えしていきます。

仕事も家庭も、自分の時間も大切にできる
子どもたちの成長を実感できたり、保護者の方と信頼関係を築く中で「先生と出会えてよかった」と言われたり、お仕事のやりがいを実感できる瞬間は日々訪れると思います。もちろん大変なこともありますが、そんなやりがいを感じられることこそがくもんの先生の魅力であることは間違いありません。でも、多くの方たちがくもんの先生を長く続けている理由は、他にもあるんです。その一つが、お仕事と家庭を自分らしく両立できること。「教室日は週2日、1日5時間程度なので、自分で時間をやりくりすることができる」と先生は言います。例えば、会社勤めしていると朝早く出て、帰宅後は家事や家族のことでバタバタですが、くもんの先生なら教室の準備があるとはいえ、子どもが学校に行く姿を見送ることができたり、教室日以外はわが子を「おかえり」と家で出迎え、家族そろって夕ごはんを食べられたりと、家族との時間もしっかりと確保することができるそうです。くもんの先生はお仕事と家庭のバランスがとりやすいからこそ、多くの方たちがずっと続けられるお仕事なのですね。
サポート体制が充実している
ご自身が幼い頃にKUMONに通っていた方、わが子が通っていて興味を持った方、先生募集の広告などを見て気になった方など、くもんの先生をはじめようと思ったキッカケは人それぞれ。指導経験のない状態からスタートする方も多いので、KUMONでは教室開設前にさまざまな研修を用意しています。まずは教材内容や教室運営のノウハウを学び、子どもたちを「自学自習」に導くための指導方法をレクチャー。採点の方法や保護者の方とのコミュニケーションのポイントの他、実際の教室で指導体験を行う実習もあります。また、先生たちから喜ばれているのが、先輩の先生たちとの交流の場です。先輩の先生たちと直接お話しすることで、疑問や気になることを何でも質問でき、不安を解消することができるそうです。そして、教室開設後も様々な研修があり、先生同士の勉強会や情報交換の場もあります。また、開設前後を通して、担当スタッフが丁寧にサポートするので、安心してくもんの先生のお仕事に取り組めます。
子どもたちと共に自分も成長できる
子どもたちの成長を間近で見られることがくもんの先生のお仕事のやりがいの一つだとお伝えしてきましたが、ここでは教室をはじめたある先生のエピソードをご紹介します。
「先日、ある男の子のお母さんとお話しする機会がありました。小2でやんちゃだった彼ははじめは学習することを嫌がり、お母さんは退会を検討されたこともありました。それでも頑張って続けてくれて、1年半経った今では集中して学習に取り組めるようになりました。学校の先生からも褒められて本人もさらに自信がつき、頑張って続けてよかったとお母さんもおっしゃってくださったんです」
先生自身もどうすればよいか悩んだこともあったそうですが、「こんな風に声をかけたらどうだろう」と試行錯誤することで、子どもの変化に手ごたえをもつことができ、その手ごたえから自分自身の成長も感じられたと言います。そして、「夢中になれるお仕事に出会えました。今は自分が理想とする教室を目指して、毎日少しずつ積み上げていくことを大切にしています」と語ってくれました。子どもたちの成長を通じて、先生自身も共に成長し、目標も広がる。そんな経験を積み重ねられることも、たくさんの方たちがくもんの先生を長く続けている理由なのです。

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子育てしながら働きたい方へ

子育て真っ最中だったり、子育て経験のあるくもんの先生のワーキングスタイルについての情報はこちらからチェックできるので、ぜひ見てみてください。子育て経験を活かしながら働く、そんなご自身の姿が想像できると思います。また、くもんの先生になるまでの流れやサポートなどの詳しい内容は「くもんの先生募集」のサイトをチェック!あなたの想いをカタチにするお役立ち情報が、たくさん載っています。