家族で力を合わせてバトントワリング全国大会へ!

高校2年、中学2年、小学6年と4年の女の子、そして小学2年の男の子という5人のお子さんがいる山原さん。パワフルな肝っ玉母さんを勝手に想像していたのですが、お会いした山原さんは「どうにかなるわ~の気持ちでで、ここまでやってきました」とほんわか笑う優しい笑顔の女性でした。

「わが家はバトントワリングに夢中なんです」と山原さん。バトントワリングとは音楽にあわせてバトンを回転させて演技する競技のこと。5人の子どもたち全員が地元のチームに所属していて、全国大会に出場するほどの成績をあげているそうです。練習はほぼ毎日。家から練習場への車での送迎は、山原さんとご主人が交代で。土日は、夫婦そろって大会や遠征練習などの応援に駆けつけるといいます。競技のサポートと仕事とを両立させる多忙な日々もなんのその。「きょうだいげんかをすることもありますが、子どもたちはお互い励まし合いながら頑張っています。ひたむきな姿は、私のエネルギー源です」とニッコリ。めざせ、大会入賞! 家族一丸となって夢を追いかける山原さんの毎日はひときわ充実しているようです。

山原さんがお住まいの富山県は仕事を持つ女性が多い土地柄。山原さんも結婚するまで、昼は家業の手伝い、夜は家庭教師というフル稼働の日々を送っていたそうです。「大学を卒業後、実家の土建業を手伝っていましたが、これまで学んできたことと違うジャンルの仕事をこのまま続けて良いのかな、という想いはありました。また、仕事をしながらも、計算力などの基礎学力の必要性を感じていました。いつかはそこに携わる仕事がしたい、という想いもあり、夜は家庭教師の仕事を続けていたんです」。そんな山原さんは、次女が1歳になって保育園に入れたタイミングで仕事を再開します。「教室は週に2回と聞いて、小さい子がいる自分にぴったりだと思って」と、働き始めたのは公文式教室のスタッフでした。


仕事も家庭も。家族の協力で乗り越えてきました

やがてスタッフをしていた教室の先生からのすすめで、くもんの先生になるための説明会へ。そこで『賢い子を育てて社会に貢献する』というKUMONの理念を聞いて、これは私のやりたかったことだ!と、あっという間に教室開設を決心したそうです。

教室を開設した当初は、保育園と託児所を掛け持ちする、それこそ綱渡りのような日々だったそう。乗りきることができたのは、ご主人の協力があってこそ。二人三脚で支えてくれたといいます。「私の仕事がある日は職場から急いで帰ってきて夕食を作ってくれます」。そんな両親の背中を見て成長した子どもたちも、自ら家事を分担するように。「最近ではお姉ちゃんたちが“ミニ先生”と呼ばれて、下の子たちの宿題もみてくれるんですよ」と山原さんは目を細めます。「いつの間にか、子どもってたくましく育っているんですね。感謝、感謝の毎日です」。

くもんの先生として、山原さんが大切にしていることは「目標をもつ」こと。最近、とてもうれしかったのが自分の教室に通う生徒さんの「夢」を目にしたことだといいます。「教室の近くの小学校の壁に卒業生の将来の夢が貼られていて、教室に通う生徒さんが『英語の先生になりたい』と書いていたんです。初めて見る英語の教材を前に目を輝かせていた、その生徒さんの幼かった頃の姿が思い浮かんできて…」。そう振り返りながら思わずジーンとしてしまう山原さん。子どもたち一人ひとりとじっくり向き合う真剣さが伝わってきます。「教室を開設して11年。まだまだ、これからですよー」と話す山原さんの表情はイキイキと輝いていました。


生徒さんの顔を思い浮かべながら、ていねいに教室の準備。「一週間、一か月、そして一年のスパンで生徒さんと目標を決めて、それに向かって頑張ろうね!と励ましています」




家でも教室でもたくさんの笑顔に囲まれる毎日。「子どもたちの夢を応援することが、きっと社会の役に立つと信じています」



厳しい練習に打ち込む子どもたちの力に少しでもなりたいと、大会の衣装は山原さんの手作り。サテンの生地で光らせたりスパンコールを散りばめたり、夜なべ仕事になることも。「私の作った衣装でハツラツとバトンを回す子どもたちの演技を見るのは最高です!」



山原さんの1週間のスケジュール